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2008 年度 実績報告書

アクションリサーチによる看護職医療安全管理者のスキルアップ支援プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 20592489
研究機関島根大学

研究代表者

内田 宏美  島根大学, 医学部, 教授 (30243083)

研究分担者 樽井 恵美子  島根大学, 医学部, 准教授 (60294378)
長田 京子  島根大学, 医学部, 准教授 (90325051)
津本 優子  島根大学, 医学部, 准教授 (30346390)
福間 美紀  島根大学, 医学部, 助教 (40325056)
小野田 舞  島根大学, 医学部, 助教 (10448201)
キーワード医療安全管理者 / リスクマネージャー / 看護職 / アクションリサーチ / スキル / 教育
研究概要

本研究の目的は、アクションリサーチという手法を用いて、看護職リスクマネージャーの実践能力向上のための実効性のある教育方法を開発し構築することである。初年度である平成20年度は、次年度から取り組むアクションリサーチに向けての準備として、(1)研究協力者を支援するための学習環境を整備すること、(2)アクションリサーチへの参加を要請し、研究協力者を確保することを目標とした。
(1)については、大学院生を含めた研究者チームにより、毎月1回、変革理論とリーダーシップに関する文献検討を行った。これにより、基礎理論の概念をチーム全員で確認した。しかし、医療・看護職のリーダーシップに関する実証的研究は極端に少なく、アクションリサーチの効果を評価するための医療安全管理者のリーダーシップ行動を測定可能な既存の尺度を限定するには至らなかった。そこで、評価のツールとしてのリーダーシップ行動の測定は、MP理論による企業のトップマネジメント担当者のリーダーシップ測定尺度を医療安全管理者用にアレンジしたものと、研究責任者が先行研究で試作した24項目からなるリスクマネージャーの実践に関する質問紙を併用することとした。
(2)については、島根県看護協会の「医療安全管理者交流会」とのネットワークが成立し、交流会のメンバーに研究協力者としてアクションリサーチに参加を要請できる運びとなった。また、研究責任者が主催する「山陰リスクマネジメント研究会」の世話人を通じて、看護職のリスクマネージャーに研究協力を依頼できる予定である。
(1)(2)の準備が整ったので、平成21年3月18日、島根大学医学部看護研究倫理審査委員会にアクションリサーチの実践計画を提出した。承認され次第、実施の予定である。

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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