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2008 年度 実績報告書

インタープロフェッショナルワークに必要な専門職のコンピテンシーに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20592498
研究機関埼玉県立大学

研究代表者

大塚 眞理子  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (90168998)

研究分担者 長谷川 真美  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (00164822)
新井 利民  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 講師 (00336497)
丸山 優  埼玉県立, 保健医療福祉学部, 助教 (30381429)
キーワードIPW / IPE / コンピテンシー / 専門職 / 保健医療福祉
研究概要

インターープロフェッショナルワーク(IPW)に必要な専門職のコンピテンシーを構築する目的で、初年度は(1)文献検討および(2)国内外のIPW実践者やIPEの教育者へのヒヤリング、(3)IPEおよびIPWの実践事例の分析など行った。成果として、(1)IPWが実践できる専門職としてのコンピテンシーの柱となるのは、「対人援助の基本となる能力」「多職種と協働する能力」「チームを動かす能力」さらに「組織を動かす能力」があった。これらは重層的であり、「対人援助の基本となる能力」がべースとなると考えられた。チームを動かす能力には「リーダーシップ」「マネジメント」「コーディネーション」「ファシリテーション」などの能力があると考えられた。これらは、各専門職の養成教育の中で位置づけられている能力と実践の中で習得していく能力あるいは現任教育で位置づけられている能力であった。また、どの職種にも共通する能力なのか、あるいは特定の職種・チームの中で特定の人が身に付ければよい能力なのか、まだ明らかではなく今後の研究課題である。これらのコンピテンシーを中核として、各コンピテンシーの細項目とコンピテンシーの関連を明らかにすることが次年度の課題である。職種ごとのコンピテンシーについての研究は行われているものの、IPWに必要な専門職のコンピテンシーについては、未だ明らかにされていない。学士教育や大学院教育でIPEが行われはじめており、本研究の成果は、教育現場に反映される。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2009 2008

すべて 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 多職種連携を促進するための看護チームの課題-多職種の看護師に対する役割認識の相違から-2008

    • 著者名/発表者名
      長谷川真美
    • 学会等名
      日本看護学会(看護管理)
    • 発表場所
      熊本市
    • 年月日
      2008-10-30
  • [学会発表] 高齢者のリハビリテーションにおけるケァカンファレンスを促進するチームワーク2008

    • 著者名/発表者名
      大塚眞理子
    • 学会等名
      日本健康科学学会第24回学術大会
    • 発表場所
      女子栄養大学(坂戸市)
    • 年月日
      2008-09-28
  • [図書] 新社会福祉士養成課題対応 地域福祉の理論と方法第11章 地域トータルケァシステムの構築方法と実際2009

    • 著者名/発表者名
      新井利民
    • 総ページ数
      229
    • 出版者
      (株)みらい

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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