研究課題
本研究は、批判的思考力の育成が養われるWeb版でのPBL教育プログラムを開発・実践し、批判的思考力に関する評価結果より、開発したプログラムの有用性を検証することである。平成21年度は以下のことを実施した。1. Web版PBL教育プログラムに活用するコンテンツの作成1) 看護教育にe-Learning学習システムを稼動させている教育機関の視察は、研究者間での日程調整が困難なためプラン自体を中止した。2) 研究代表者の所属する教育施設において、e-Learning学習システムi-collabo^<[○!R]> (NEC)上に、看護診断学習用事例患者に看護学生が心情や家庭生活の様子をインタビューしている場面の映像を用いたPBL教育用VOD教材を試作した。また教員と学生間および学生間で情報交換できるBBSなどのコンテンツも作成し、この教材を用いた教育効果を評価した。さらに、22年度に実施するWeb版とPBLテュートリアルの2種類の教育方法による比較実験の準備を整えた。2. CT尺度開発の検討開発した「埼玉県立大学版批判的思考態度尺度」(以下SPUCT)の信頼性および妥当性をさらに高めるために、再度調査を実施し、因子構造の一部に相関が低い項目もあったため、さらに下位尺度を検討した。
すべて 2009 2008
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件)
埼玉県立大大学紀要 Vol.11
ページ: 49-55
埼玉県立大大学紀要 Vol.10
ページ: 1-9