新人看護師の適応促進を目的とした看護師長のための支援プログラムの開発

2010 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 20592507
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 基礎看護学
• 研究機関: 兵庫県立大学
• 研究代表者: 高谷 嘉枝 兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (60304119)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2010
• キーワード: 看護学 / 離職 / 新人看護師 / 看護師長

研究概要

本研究においては、新人看護師の適応促進を目的とした看護師長のための支援方法を提案した。研究者は、看護師長が新人看護師を看護専門職者として導く重要な役割を担っているという考えに基づいて、両者を対象とした支援の原案作成、専門家による原案の開発、原案が適切であるかの妥当性の検証を行った。その結果、看護師長が主にする支援と他の看護職と協働して行う支援があり、本研究ではこれまで不明確であった看護師長が行う支援が明らかにされた。

研究成果

• [雑誌論文] 新人看護師の適応を目的とした看護管理者が用いる支援方法の開発 (2011)
  • 著者名/発表者名: 高谷嘉枝
  • 雑誌名: 兵庫県立大学看護学部・地域ケア開発研究所紀要 第18巻 ページ: 91-107
  • 査読あり
• [雑誌論文] 新人看護師が臨床現場に適応するための看護師長の工夫 (2010)
  • 著者名/発表者名: 高谷嘉枝
  • 雑誌名: 兵庫県立大学看護学部・地域ケア開発研究所紀要 第17巻 ページ: 103-116
  • 査読あり
• [学会発表] Development of support methods used by nursing managers for helping the adaptation of novice nurses into the working environment at general hospitals in Japan (2011)
  • 著者名/発表者名: 高谷嘉枝
  • 学会等名: The 14th EAFONS Conference
  • 発表場所: Seoul, Korea
  • 年月日: 2011-02-12
• [学会発表] 新人看護師の適応促進を目的とした看護管理者が用いる支援方法の開発 (2010)
  • 著者名/発表者名: 高谷嘉枝
  • 学会等名: 第30回日本看護科学学会学術集会
  • 発表場所: 札幌市
  • 年月日: 2010-12-03
• [学会発表] Qualitative Analysis of Adaptation of Novice Nurses to Clinical Practice at General Hospitals in Japan (2010)
  • 著者名/発表者名: 高谷嘉枝
  • 学会等名: The 13th EAFONS Conference
  • 発表場所: Hong Kong Special Administrative Region of the People's Republic of China
  • 年月日: 2010-02-20
• [学会発表] 看護師長が新人看護師を支援するための工夫に関する検討 (2009)
  • 著者名/発表者名: 高谷嘉枝
  • 学会等名: 第29回日本看護科学学会学術集会
  • 発表場所: 千葉県
  • 年月日: 2009-11-27
• [学会発表] Actual State regarding Adaptation of Novice Nurses from the Perspective of Nursing Managers (2009)
  • 著者名/発表者名: 高谷嘉枝
  • 学会等名: The 7th International Nursing Conference (INC2009)
  • 発表場所: Seoul, Korea
  • 年月日: 2009-10-30
• [学会発表] 新人看護師の適応を支援する看護師長の変革的リーダーシップに関する検討 (2009)
  • 著者名/発表者名: 高谷嘉枝
  • 学会等名: 第13回日本看護管理学会年次大会
  • 発表場所: 静岡県
  • 年月日: 2009-08-21