研究課題/領域番号 |
20592524
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研究機関 | 京都橘大学 |
研究代表者 |
高橋 みや子 京都橘大学, 看護学部, 教授 (20070766)
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研究分担者 |
岡山 寧子 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (50150850)
大平 政子 明治国際医療大学, 看護学部, 教授 (50141437)
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キーワード | 産婆の職業化 / 産婆の身分法 / 助産婦・看護婦・保健婦の発生と発達 / 京都看病婦学校卒業生の活動 / 京都看病婦学校 / 京都市立看護短期大学の設立過程 |
研究概要 |
平成21年度の研究目的は、京都における明治から第二次世界大戦までの新史料・資料の発掘収集と病院関係の史料・資料の発掘収集等、散逸している史・資料の発掘収集を中心に、集中的に収集し、電子化による保存を行うことであった。 前年度に続いて各自が担当分野の史料・資料の発掘収集等を行い、担当者毎にまとまった史料・資料を一部を用いて、学会発表または原著論文、教科書としてまとめた。 1、高橋みや子は、産婆制度・産婆養成所及び教本、産婆組合と実践活動および看護教育制度に関する史料・資料を収集整理し、その一部を用いて、助産師基礎教育テキスト第1巻助産概論の第5章「お産の歴史」、看護学テキスト看護教育学-看護と学ぶ自分と向き合う-の第3章「看護教育制度」を著述した。 2、岡山寧子は、京都看病婦学校と卒業生の活動に関する史料・資料を収集整理し、その一部を用いて、日本看護歴史学会第23回学術集会にて、「同窓会誌『おとづれ』からみた京都看病婦学校卒業生の活動(その5)、(その6)、(その7)」を発表した。さらに、日本看護歴史学会誌第23号に原著論文を掲載した。 3、大平政子は、寺院附属看護婦養成所および京都市立看護短期大学に関する史料・資料を収集整理し、その一部を用いて、日本看護歴史学会第23回学術集会にて、「京都市立看護短期大学の設立過程」を発表した。
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