研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は「看護実践の基盤となる能力」を、望ましい生活習慣の確立、自己の健康意識の確立、日常生活の家事行動の自立、手先の器用さ、アサーティブネス、自己効力感と規定し、これらの能力の育成プログラムを作成することであった。看護学生の「看護実践の基礎となる能力」の評価において、その能力の未熟が示唆された。しかし、これら能力は短期間に育成できるものではなく、望ましい生活習慣の確立、自己の健康意識の確立、日常生活の家事行動の自立、手先の器用さは日常生活や中等教育において継続的に、さらにアサーティブネス、自己効力感は看護基礎教育全体において育成する必要性が示唆された。今後は、今回できなかったプログラムの完成とともに、自己学習できる環境整備を行っていきたい。
すべて 2011 2010 2009
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)
甲南女子大学研究紀要看護学・リハビリテーション学編 第4号
ページ: 105-113