若年乳がん生存者の情報ニーズに応じた支援プログラムの開発

2011 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 20592540
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 臨床看護学
• 研究機関: 広島大学
• 研究代表者: 宮下 美香 広島大学, 大学院・保健学研究科, 教授 (60347424)
• 連携研究者: 高橋 都 獨協医科大学, 医学部, 准教授 (20322042)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2011
• キーワード: 看護学 / 癌

研究概要

若年乳がん患者の情報ニーズをフォーカスグループディスカッションにより調査し、医学的な事柄、心理社会的な事柄を含めた多岐に渡る情報が必要とされていることがわかった。若年乳がん患者の情報ニーズ充足度とQOLを定量的に調査し、医療者とのコミュニケーション全般が最も充足されていないことが示された。若年者特有の問題であり、QOLと関連がみられたホルモン療法の有害事象に関する情報に着目し、ホットフラッシュに関する情報をホームページにより発信した。

研究成果

• [学会発表] 若年性乳癌サバイバーの情報ニーズ充足度 (2011)
  • 著者名/発表者名: 宮下美香, 片岡明美, 大野真司, 村上茂, 尾崎慎治, 川口英俊, 西村純子, 高橋都
  • 学会等名: 第19回日本乳癌学会学術総会
  • 発表場所: 大阪市
  • 年月日: 20110902-0904
• [学会発表] Unmetin for mation needs and quality of life in young breast cancer survivors in Japan (2011)
  • 著者名/発表者名: Mika Miyashita, Akemi Kataoka, Shinji Ohno, Shigeru Murakami, Shinji Ozaki, Hidetoshi Kawaguchi, Junko Nishimura, Mayumi Yamaguchi, Miyako Takahashi.
  • 学会等名: Oncology Nursing Society 36th Annual Congress
  • 発表場所: Boston, USA
  • 年月日: 20110428-0501
• [学会発表] Difficulties faced by young female breastcancer survivors in Japan : A comparison of the under 36 year-old and the 36 to 45year-old female survivor at the diagnosis (2009)
  • 著者名/発表者名: Mika Miyashita, Miyako Takahashi.
  • 学会等名: 34th Oncology Nursing Society Annual Congress
  • 発表場所: SanAntonio, USA
  • 年月日: 20090430-0503
• [学会発表] 若年患者が直面する心理社会的困難と支援ニーズ-社会文化的背景に基づいた支援策への提言 (2008)
  • 著者名/発表者名: 高橋都, 宮下美香
  • 学会等名: 第16回日本乳癌学会学術総会
  • 発表場所: 大阪市
  • 年月日: 20080926-0927
• [備考] 新聞掲載中国新聞 17面2009 年9月2日
  • URL: http://square.umin.ac.jp/breast09/