研究課題
基盤研究(C)
喉頭摘出者のコミュニケーション方法再構築過程は,患者が失声をイメージ化することに始まるが,伝わらない・伝えられないという現実は事前の覚悟をしのぐ厳しいものであり,そのため他者とのコミュニケーションを極限までに縮小させ限定した範囲での伝達の再適正化・再円滑化・効率化を図るが,その過程でコミュニケーション充実への欲が生まれ,欲を原動力として極限までに縮小したコミュニケーションから脱却していく過程であった。