(1)本研究は東洋医学的観点から、不妊治療中の女性の「気の流れ」即ち経絡-臓器機能をAMI(経絡-臓器機能測定器)によって測定し、所見が心身状態を反映しているかどうか明らかにすることである。それによって心身の調和を診断しケアにつなげることをめざしている。 (2)まず女性の性周期と経絡-臓器機能を把握するため女子学生を対象に(1)基礎体温及びAMIデータを収集し、併せて(2)女性特有の健康評価質問紙、(3)心理テスト(POMS)(4)インタビューによってAMI所見の信頼性と妥当性を検証する。 (3)次に上記を基礎データとして不妊治療中の女性を対象にAMI測定を実施し、この結果をもとに不妊看護における東洋医学的な看護診断とケアの処方に向けてAMIの適用可能性を考察する。
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