研究課題
基盤研究(C)
日本において年々低出生体重児が増加する現象は顕著であり、最も重要な課題である"妊婦のやせと出生児体重との関係"を妊娠中の食事摂取状況から精査する目的で、妊婦の食事調査と各時期の胎児の推定体重を測定した。Body Mass Index18.5未満のやせは22.3%でやせの割合が多かった、大半の例で妊娠中の摂取エネルギーおよび、炭水化物の平均摂取状況は、推奨量を満たしておらず摂取不足であった。低出生体重児はすでに妊娠中期から低体重の傾向を示し、出生時まで継続していた。我が国において妊孕世代の女性ならびに妊婦へ積極的に栄養指導を行うことが重要と考えられた。
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助産雑誌 vol 64 no2
ページ: 110-121