研究課題/領域番号 |
20592578
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
大見 サキエ 浜松医科大学, 医学部, 教授 (40329826)
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研究分担者 |
宮城島 恭子 浜松医科大学, 医学部, 講師 (60345832)
坪見 利香 浜松医科大学, 医学部, 助教 (40452180)
河合 洋子 関西看護医療大学, 看護学部, 教授 (10249344)
金城 やす子 名桜大学, 健康科学部, 教授 (90369546)
岡田 周一 浜松医科大学, 医学部附属病院, 講師 (90345827)
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キーワード | 小児がん / 教育支援 / 学校 / 連携 / 院内学級 / システム / 医療 / 研修会 |
研究概要 |
1. A・B地区における研修会実施 2. A地区;H20年8月6日小中学校教員希望者参加者4名、経験豊富な教員であり、講演後のディスカッションが特に有意義であった。 B地区:H20年11月21日小中学校コーディネータ-参加者43名。いずれも研修会後の質問紙調査より、がんの子どもの理解が促進されていた。A地区においては、A県のがん対策推進計画の一環として、県の担当者より現在実施している復学支援活動を県内の医療機関にも拡大したい意向が伝えられ、状況の説明と協力要請があり、打ち合わせ会議を実施した。 3. B地区における退院後復学予定のがんの子ども(小学生2名)の合同会議を開催。 患児本人・家族、地元校の学校長、養護教諭、院内学級教員、医療関係者による合同会議を実施した結果、2事例ともに学校との調整ができ、支障なく復学できた。1事例は院内学級教員主導で会議を開催することができた。また、クラスメートへの説明用小冊子(小学生用第1案)を作成し、子どもの理解の程度を質問紙調査にて確認したが、表現を改善する点があることがわかった。さらに、合同会議でこのパンフレットを配布し、教員からクラスメートへの説明に活用してもらったところ、この小冊子は教員の理解促進に効果的であることがわかった。合同会議については前年度に実施した1事例についてのみデータを整理し、学会発表した。 3. 小児がん関係者の医師を対象として、教育支援(復学支援)について医師の認識と現状を知る目的で質問紙調査を実施し、約1200部配布し、約350部の回収があった。データの整理、分析は未実施である。
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