研究課題
基盤研究(C)
3歳児および小学生における睡眠時間と生活習慣の関連とともに睡眠時間と自律神経機能との関連を調査した。その結果、3歳児においては夜間睡眠と昼寝を合計した総睡眠時間630分未満の児童において交感神経機能および副交感神経機能の低下が認められた。生活習慣と保護者の生活習慣との関係をみると、保護者の帰宅時間が遅い児童に睡眠時間の短縮が認められた。保護者の意識や生活習慣を見直すことが必要と考えられ、生徒児童の健康を考えるときには、睡眠時間の確保が重要であることが示唆された。