研究課題/領域番号 |
20592594
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研究機関 | 滋賀県立大学 |
研究代表者 |
大脇 万起子 滋賀県立大学, 人間看護学部, 准教授 (00280008)
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研究分担者 |
鈴木 育子 山形大学, 医学部, 准教授 (20261703)
法橋 尚宏 神戸大学, 保健学研究科, 教授 (60251229)
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研究期間 (年度) |
2008-04-08 – 2013-03-31
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キーワード | 発達障がい児 / 看護支援システム / ITプログラム / 遠隔支援 / 遠隔教育 / 自立・自律生活 / 地域社会 |
研究概要 |
(1)看護師研修プログラムの開発:1)作成した尺度の使用方法・評価方法に関する研修資料と指導計画の作成→最終年度は、調理に特化し、記録用紙とマニュアルを作成した。記録用紙では、対象者の共有課題はリッカート・スケールで評価できるようにし、個々の課題については、看護師の判断で、リッカート・スケール項目の追加か自由記載での評価か選択できるようにした。マニュアルについては、評価表を通したアセスメント・ポイントや指導方法を示した他、看護計画・実践を可能にするレシピ冊子を作成した。2) 看護支援の目的・方法などに関する研修資料と指導計画の作成(注意事項の説明、業務内容と流れなど)→上記の実践時の注意事項の説明、業務内容と流れなどをマニュアルに示した。 (2) 研修用ITプログラムの開発:1)看護師がプログラムを理解し、実践・評価の方法が自己学習できるマニュアルと評価表の作成→視覚教材として、上記の資料をHP掲載して、ダウンロードして利用できるようにした。障がい者への中傷など不当アクセスの防止のため、パスワード管理も準備した。 (3)研修効果尺度(研修用・実践用)の作成:研修用と上記の実践用尺度を作成した。 (4)その他:1)研修の受け入れ人数→最終年度の看護師研修者は5名であった。2)プログラムの効果査定→上記の看護師研修者は全員、小児看護臨床経験もある臨床経験年数も10年以上ある看護師であり、上記の資料により、プログラムの意義も各自理解し、それぞれの看護実践ができていた。最終年度の対象者は10組(本人・母親)であった。調理スキル向上の他、1名は就労支援学校に合格できずにいたが、本プログラムで大型店舗のバックヤード研修を実施後、合格でき、入学後1ヶ月で企業就労ができた。他の対象者は、前年度までの対象者に認められたと同様、家庭での家族員機能を向上させた他、実施場面で対人能力の向上が認められた。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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