本研究は院内の退院支援システムの構築を目指し、病院看護職が退院支援を効率的に実施するための病院看護職対象の退院支援教育プログラムを開発し、そのプログラムを試行し、評価することを目的としている。訪問看護ステーション看護師、退院支援部署看護師を対象に病院看護職に求める退院支援教育について調査し、その結果を元に、医療処置を伴う患者の退院支援教育の実態と教育ニーズについて全国の200床以上の一般病院看護部長を対象に調査し、明らかにした.医療処置ごとの退院支援プロトコールを作成し、今後プロトコールを使用した退院支援、小グループでの退院支援教育について効果を検討する予定である。
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