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2008 年度 実績報告書

コーチングを応用したマルトリートメント予防子育て支援プログラムと評価に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20592630
研究機関札幌医科大学

研究代表者

松原 三智子  札幌医科大学, 保健医療学部, 講師 (20304115)

研究分担者 和泉 比佐子  札幌医科大学, 保健医療学部, 准教授 (60295368)
岡本 玲子  岡山大学, 保健学研究科, 教授 (60269850)
キーワード子育て支援 / コーチング / プログラム開発 / マルトリートメント予防 / 評価
研究概要

平成20年度に実施した研究成果は下記の2点である。
1)母親のマルトリートメントを発見するためのアセスメント票の作成
文献検討を行い、母親のマルトリートメントの概念について整理した(マルトリートメントの概念盤理については、下記の裏面図書に記載済みである)。また、児童養護施設、児童相談所、療育施設、医療施設、法律事務所などで虐待問題に従事している専門職を対象に、母親のマルトリートメント(不適切な養育)について、半構成的インタビューを実施した。その中から、マルトリートメントとして着目する必要のある項目は、子どもの人権的な擁護が行えているか、母親本位になっていないか、社会通念から逸脱した価値観をもっていないか、母親のサポート体制の有無(孤立化)などであった。
2)コーチングを使用した子育て支援プログラムについて情報収集を行う
オーストラリアのプログラムであるトリプルP(前向き子育てプログラム)について、プログラムを参考にするために研修会を受講した。認知行動療法を用いたプログラムであり、明確なコーチングという用語は用いていないものの、実際に個別支援する際にはコーチング的な介入方法で電話相談を行っていた。オーストラリアのプログラムであるため、文化的な違和感や、子育ての価値観の違いを感じる面もあったが、本研究を行ううえでとても参考になった(このプログラムの概要については、下記の図書に記載済みである)。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009 2008

すべて 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 1歳6か月児健康診査で保健師が捉えた不適切な養育の構造2008

    • 著者名/発表者名
      松原三智子
    • 学会等名
      日本地域看護学会
    • 発表場所
      沖縄(琉球大学)
    • 年月日
      2008-07-05
  • [図書] 養育支援に役立つコーチングサポート子どもの虐待を防ぐマルトリートメントの発見2009

    • 著者名/発表者名
      松原三智子編著
    • 総ページ数
      230
    • 出版者
      真興交易医書出版部

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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