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2009 年度 実績報告書

コーチングを応用したマルトリートメント予防子育て支援プログラムと評価に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20592630
研究機関札幌医科大学

研究代表者

松原 三智子  札幌医科大学, 保健医療学部, 講師 (20304115)

研究分担者 和泉 比佐子  札幌医科大学, 保健医療学部, 准教授 (60295368)
岡本 玲子  岡山大学, 保健学研究科, 教授 (60269850)
キーワード子育て支援 / コーチング / プログラム開発 / マルトリートメント予防 / 評価
研究概要

平成21年度に実施した研究成果は下記の2点である。
1) 母親のマルトリートメントを発見するためのアセスメントツールの作成
母親のマルトリートメント(不適切な養育)のアセスメントツールを作成するために、専門職を対象に半構成的インタビューを実施した結果を踏まえ、先行研究で作成済みのマルトリートメントのアセスメントツールを修正した。しかし、現場の保健師等にも確認した結果、アセスメントの範囲が広域にわたるため、今後作成する子育て支援プログラムに対応するアセスメント内容に特化して、内容を更に整理する必要性が示唆された。
今後は、内容を整理したうえで、保健師経験のある大学教員や現場の保健師が集まる研究会などを利用して、ツールの信頼性と妥当性について検証し、その結果をもとに最終段階のマルトリートメントのアセスメントツールを完成する予定である。
2) コーチングを使用した子育て支援プログラムについて情報収集を行う
コーチングを用いた子育て支援プログラムについて情報収集するため、今年度はコーチングのセミナーに参加し、コーチングのスキルについて情報収集を行った。その結果、近年孤立している親子が増加傾向にあり、母親自身のコミュニケーションスキルを高めるために、様々なコーチングスキルを用いることで子育て支援につながることが示唆された。
次年度は、実際に子育てセミナーをフィールドワークし、具体的なプログラムの示唆を得たいと考えている。子育てセミナーのフィールドワーク先は調整中である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 福祉分野の専門職がとらえた親のマルトリートメント(不適切な関わり)2009

    • 著者名/発表者名
      松原三智子
    • 学会等名
      日本公衆衛生学会
    • 発表場所
      奈良(奈良県分化会館)
    • 年月日
      2009-10-23

URL: 

公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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