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2009 年度 実績報告書

野宿生活体験者の健康の意味に基づいたセルフケア行動を促進

研究課題

研究課題/領域番号 20592637
研究機関名桜大学

研究代表者

稲垣 絹代  名桜大学, 人間健康学部, 教授 (40309646)

研究分担者 白井 裕子  愛知医科大学, 看護学部, 助教 (40351150)
島田 友子  長崎県立大学, 看護栄養学部, 准教授 (80196485)
鹿嶌 達哉  広島国際大学, 心理科学部, 准教授 (00284141)
井上 清美  神戸常盤大学, 保健科学部, 講師 (20511934)
キーワード野宿生活体験者 / ヘルスプロモーション / 主観的健康観 / セルフアドボカシー / 仲間づくり
研究概要

(1) 2009年4月に北九州自立支援センターを訪れ、野宿生活体験者で現在自立支援センターに入居し、今後自立していく女性に面接調査を行った。野宿生活の女性は、年々、日本においても増加傾向にあると言われている。
Cさんは50代の女性である。高校卒業後事務系職場に就職。20代で結婚後専業主婦となり、2人の子どもに恵まれる。パチンコに通うようになったきっかけは不明であったが、パチンコにのめりこむようになり、離婚し子どもと離別した。さらには生活崩壊につながっていった。A地区で野宿者となり現在自立支援センターに入居している。面会時のCさんは、ギャンブル依存症は回復していたようだが、うつ傾向を呈しており表情が極めて乏しかった。貧困とアディクション問題、共依存、アダルトチルドレンなど、ホームレスに関連して複雑な問題を改めて認識できた。相談機関や自助グループ等の社会的資源を理解し,アディクションを視野に入れた女性野宿生活者への支援を考えていかなければならない。
(2) 大阪市の炊き出し公園で野宿生活者への健康相談活動に参加した編入看護学生にインタビューした結果(1)未知の世界への関心(2)温かい交流(3)健康の偏り(4)路上での緊急の看護(5)厳しい生活と孤立の様相(6)助けあって生きる人々(7)不思議な現実(8)政治を動かす方法も必要(9)接して初めて分かること(10)看護職としての想いが語られた。
(3) 沖縄県那覇市健康福祉部福祉政策課の自立支援相談員に面接し、那覇市のホームレスの現状と課題を調査した。2008年12月で127人市内のホームレスを確認しており、平均年齢は50歳前後で、20代も少数いる。県外から仕事を探して沖縄に来たものの、仕事に就くことができずホームレスになっている人もいる。また家族関係が途絶えているホームレスが多い。2009年11月より、NPOプロミスキーパーズの施設入所者に対する健康相談を、月1回継続している。軽度の労働可能な人が多いが、腰痛や歩行障害者もいて、就労で自立できる可能性は難しい。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 野宿生活者への健康相談活動に参加した編入看護学生の体験2009

    • 著者名/発表者名
      稲垣絹代
    • 学会等名
      日本地域看護学会第12回学術集会
    • 発表場所
      千葉県
    • 年月日
      20090000

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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