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2010 年度 実績報告書

野宿生活体験者の健康の意味に基づいたセルフケア行動を促進させるための看護援助

研究課題

研究課題/領域番号 20592637
研究機関名桜大学

研究代表者

稲垣 絹代  名桜大学, 名桜大学人間健康学部, 教授 (40309646)

研究分担者 白井 裕子  愛知医科大学, 看護学部, 助教 (40351150)
島田 友子  長崎県立大学, 看護栄養学部, 准教授 (80196485)
鹿嶌 達哉  広島国際大学, 心理科学部, 准教授 (00284141)
井上 清美  神戸常盤大学, 保健科学部, 准教授 (20511934)
キーワード野宿生活体験者 / ヘルスプロモーション / 主観的健康観 / セルフアドボカシー / 仲間づくり
研究概要

(1)2009年11月より毎月1回、路上生活者を対象として支援活動を継続しているNPOの2つの施設の入所者を対象に血圧測定などの健康チェックや健康相談を行なってきた.また、公園でも、NPOの配食活動時に参加した.施設Aでは9回、90人、施設Bでは、7回、115人、公園では11回、150人の健康チェックを行った.他の団体の公園での支援活動にも2回参加し、120人の健康チェックを行ない、支援活動のネットワークが広がった公園巡回は、3つの公園をNPOの配食活動のスタッフと共に廻り、10名ほどの路上生活者に面談し、希望者4人に血圧測定など行った、健康チェック時、異常があればNPOのスタッフに連絡し継続的な支援を依頼した路上生活経験者が入所する施設での健康相談活動は有効であり、公園での健康チェックも好評で、利用者も増加している。これらの活動を通じて、支援者とのネットワークが築かれ、ボランティア活度に参加する教員や学生も増加している、入所者自身の健康意識も向上し、毎月の健康相談を楽しみにしている入所者もおり、継続的に関わる事で、信頼関係も築くことができてきた.今後の課題として、継続的に活動に参加する人材の確保と、行政、医療施設などとの連携が必要である
(2)米国ワシントンD.C.の退役軍人病院での調査では、患者はベトナム戦争に参加した退役軍人が多く、全国で780万人の患者の7割が、2万6千ドル以下の貧困層で、そのうち11万9千人がホームレスだ報告があった。彼らはは電子カルテを公共の図書館で見ることができるので、よく利用しているそうだ。でも治療継続が出来にくいので、年に4回ぐらいテレビで受診を呼び掛けたり、実際に多い地区へナースが出かけたりしているそうである。
(3)米国で40年前から養成され活動しているナースプラクティショナー(NP)は、ホームレスの多い地区で治療活動を継続してきた。日本においても特定看護師が誕生した。特定看護師が路上生活者への健康を守る担い手として大いに期待できるということが米国での調査で明らかになった。
上記の研究成果は、平成23年7月の日韓地域看護学会で発表予定である。

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公開日: 2012-07-19  

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