研究課題/領域番号 |
20592644
|
研究機関 | 明治国際医療大学 |
研究代表者 |
植村 小夜子 明治国際医療大学, 看護学部, 准教授 (10342148)
|
研究分担者 |
堀井 節子 京都府立医科大学, 医学部, 講師 (30290224)
三橋 美和 京都府立医科大学, 医学部, 講師 (60347474)
田中 小百合 明治国際医療大学, 看護学部, 講師 (80324573)
徳重 あつ子 明治国際医療大学, 看護学部, 講師 (30555644)
大籠 広恵 明治国際医療大学, 看護学部, 助教 (20440894)
|
キーワード | 新任期保健師 / 活動計画と評価 / 教育的介入 / プログラム開発 |
研究概要 |
本年度は、対象者が立案した活動計画に基づき事業評価のためのデータ収集と評価方法を指導した。評価方法の指導にあたり、第2回講習会を開催して評価の具体的方法について助言した。また、本教育プログラムの有効性を評価するため、対象者への自記式質問紙調査と研究者による客観的評価を行った。自己記入式質問紙調査票は匿名とし、照合のため両方の調査票に任意の同一記号を記入してもらった。調査内容は、第1回目と同様、(1)地域の健康問題を把握し整理できるか(2)地域の健康問題の優先順位を判断できるか(3)地域の健康問題を解決するための活動方針を設定できるか(4)活動方針に基づき実施計画を立案できるか(5)活動目標に基づく活動計画を立案できるか(6)活動計画に基づき実施計画を立案できるか(7)実施計画に基づく評価計画を立案できるか(8)評価計画に基づき実施できるか(調整を含む)(9)実施後の評価ができるか(10)次年度の課題を整理できるかの10項目である。それぞれについて「よくできる」から「まったくできない」までの5段階による回答を得、現在データを集計中である。客観的評価は、対象者が行なった活動計画、評価計画、事業評価の内容について、研究者複数によって「よくできる」から「まったくできない」までの5段階評価を行なった。自己記入式質問紙調査及び客観的評価ともに、数量的、形成的に分析する予定である。 次年度は、グループインタビューを行い、自己記入式質問紙調査、研究者による客観的評価とあわせて、本教育プログラムの総合的評価を行う予定である。
|