研究課題
基盤研究(C)
アルコール依存症者の家族21名に半構成の面接調査を行い、家族の回復におけるターニングポイントを明らかにした。その結果、家族のターニングポイントには【準拠枠の崩壊】、【はりつめた心の瓦解】、【アルコール問題への対峙】の3つの局面が明らかになった。家族は、【準拠枠の崩壊】で治療に結びつき、断酒に向けて毅然とした態度を身につけていた。長期にわたる【アルコール問題への対峙】への局面に移行するために家族が【はりつめた心の瓦解】の局面を体験することの重要性が示唆された。
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香川大学看護学雑誌 14(1)
ページ: 1-8