研究課題
基盤研究(C)
施設高齢者の排泄障害の特徴を明らかにするとともに、排泄障害の原因に応じた援助プログラムを実施し、その有効性を検証した。尿失禁は、膀胱機能の低下ではなく、自発的に尿意が訴えられないことが関連していた。尿意を訴えず失禁しており、膀胱機能が維持されている対象者に、尿意を定期的に確認し尿意に基づいたトイレ誘導を実施した結果、尿意の伝達が可能になり失禁が減少した。また、泥状や水様の便を失禁している対象者には、下剤の内服量を減量した結果、便が有形になり便失禁は消失した。
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日本老年看護学会誌 Vol.15、No.1
ページ: 13-20