研究課題
基盤研究(C)
訪問看護中に発生した感染の事例と標準予防策の実践に関する調査(インタビューと質問紙)を実施した。質問紙による全国調査では、事業所管理者の194名中77名(39.7%)、スタッフ520名中97名(18.7%)が感染の有害事例があると回答した。有害事象で最も多かったのは針刺しで、次いで疥癬、結核、ノロウイルスであった。その原因として標準予防策の不適切な実施や、感染症に関する情報の入手困難が挙げられた。今後、訪問看護での感染に関する有害事象の予防対策を検討する必要がある。
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名古屋市立大学看護学部紀要 第10巻
ページ: 23-31
日本環境感染学会誌 25(5)
ページ: 286-28