本研究ではアクティビティケアを「利用者のその人らしい生活活動の援助」と考える立場をとり、予備調査として岡山県内の特別養護老人ホーム、介護老人保健施設からアクティビティケアに関わっている介護主任・看護主任13名を対象にフォーカスグループインタビューを行った。予備調査を基盤に54項目のアンケートを作成し中国5県の全老人保健施設・特別養護老人ホーム1614施設の看護主任・介護主任各1名づつに郵送法により調査を行った。因子分析により4因子19項目と5因子23項目の2種類が抽出され、それを基にアクティビティケア評価指標原案が作成された。
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