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2009 年度 実績報告書

高齢者の安全性を保持した効果的な入浴システムの開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20592696
研究機関宇部フロンティア大学

研究代表者

奥田 泰子  宇部フロンティア大学, 看護学部, 准教授 (30330773)

研究分担者 河野 保子  宇部フロンティア大学, 看護学部, 教授 (80020030)
大槻 毅  聖カタリナ大学, 人間健康福祉学部, 講師 (20375372)
棚崎 由紀子  宇部フロンティア大学, 看護学部, 助教 (50461356)
キーワード高齢者 / 入浴 / 動脈スティフネス
研究概要

本研究は、高齢者の入浴事故を未然に防ぎ、高齢者の生活の維持・向上に貢献するとともに、看護・介護者が安心して高齢者の入浴援助を遂行するために、高齢者の安全性を保持した効果的な入浴システムを開発することである。昨年度、高齢女性24名を対象に実験的研究により入浴による生理的影響を明らかにした。その結果をもとに、入浴中の循環負荷を予測した入浴システムを作成した。それをもとに、本年度は以下の研究を実施した。
1.昨年度作成した入浴システムの利用可能性を検証
入浴システムの利用可能性を検証するために、高齢者の入浴による生理作用への影響に関連する要因を検討する入浴実験を行った。
在宅で生活する健常高齢者3名を対象に、方法、測定項目など入浴システム作成時と同様の条件で入浴実験を行った。関連する要因として追加測定した項目は、主観的健康感(VAS)、心身のコンディション(POMS)、うつ状態(Self-Rating Questionnaire for Depression),外気温である。
実験は、外気温の比較的高い8月、9月、10月、及び外気温の比較的低い12月、1月、2月の2期に分け、各月に1回ずつの入浴実験を実施した。
現在、データの整理・分析作業中であり、次年度は、学会発表と論文投稿により結果を公表する予定である。
2.研究成果報告
1)高齢者の入浴の現状についての論文投稿
2)高齢者の入浴への影響についての論文投稿中

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 施設種別による高齢者の入浴に対する援助視点の差異 ~特別養護老人ホーム職員と療養型医療施設職員~2009

    • 著者名/発表者名
      奥田泰子、他
    • 雑誌名

      宇部フロンティア大学附属地域研究所年報 第6巻

      ページ: 17-23

    • 査読あり

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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