研究概要 |
平成20年度は、大学評価及び科学計量学についての文献サーベイ、科学計量学的指標を積極的に活用している国(オーストラリアやオランダなど)の状況について資料収集を実施するとともに、以下の活動を行った。 ・データベースの更新 : 本研究以前から研究担当者が整備してきた論文並びに特許のデータベースに、最新のデータをマージし, 更新を行った。 ・組織要因の検討 : 科学技術振興調整費委託研究の一環として調・林他が担当・実施した、大学教員を対象とした研究活動の支援施策に関する調査(対象は国内大学)の再分析を行った。特に, 当該調査では, 回答者の研究成果に対する自己評価と獲得研究資金, 研究業績, 研究分野に関するデータも得られているので, 研究分野の違いも考慮して優れた成果を生み出している教員が所属する組織のあり方, あるいはそれら教員が特に優れていると評価する組織体制について明らかにした。その成果については、「大学評価・学位研究」に投稿し、掲載された。 ・新しい指標の開発 : 途中成果の共有のためのミーティング、または電子メール等による意見交換を行った。その際に新しい指標に関するブレーンストーミングを行った。
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