研究課題/領域番号 |
20600015
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
沖 裕貴 立命館大学, 教育開発推進機構, 教授 (50290226)
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研究分担者 |
江原 武一 立命館大学, 教育開発推進機構, 教授 (00012568)
宮浦 崇 立命館大学, 教育開発推進機構, 講師 (30509295)
野田 文香 立命館大学, 教育開発推進機構, 講師 (20513104)
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キーワード | 自己点検・評価 / IR / マネジメント・システム / 学生実態調査 |
研究概要 |
◆操作システムの運用の支援 各学部における教育改革総合指標の実質的な運用について、研究代表者・研究分担者・連携研究者および本学教育開発推進機構の教職員が分担して、学部執行部とのきめ細やかな相談・支援体制を整備した。とくに平成21年度自己点検・評価報告書の執筆に絡み、報告書の書き方について学部執行部と十分な連携を図り、説明、助言を行った。また、大学基準協会の新大学評価システムへの移行に伴い、教育改革総合指標の改変が必要となったため、沖ならびに宮浦講師が中心となり、新教育改革総合指標のプロトタイプの開発を行った。 ◆学生実態調査(学びの実態調査)の開発 入学センター、キャリアセンターとの連携のもと、教育改革総合指標に連動するIRに関してミッション・ステートメントを規定し、必要な学生実態調査(学びの実態調査)に向けて調査設計および予備調査を行い、全13学部から実施の要望を得た。また、本調査の設計に当たっては、国内外のIRに詳しい連携研究者である鳥居教授の指導のもと野田講師が主に担当し、江原教授および沖が統計学的な助言を行った。本開発は、教育改革総合指標のIRの中核をなす「学習成果」の測定に相当するものであり、本年度の研究でもっとも重要度の高いものである。 ◆研究成果の発表、公開 教育改革総合指標ならびに学生実態調査の開発について学会、学内外のFD報告会で発表を行った。教育改革総合指標の運用および支援と、IRのコンセプトや開発状況について、日本教育情報学会、日本高等教育学会、比較教育学会等の学会や各種FDフォーラム等で報告した。併せて、学内紀要や学会への投稿を行った。
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