研究課題
基盤研究(C)
研究期間中に1府14県の産業博物館候補91館(うち最終的に産業博物館と判断したもの62館)の実態調査を行った。またあわせて上記以外の郷土資料館、歴史博物館等77館、展示施設を持たない産業遺産74箇所を視察し、各地域の産業史および産業文化財について情報を得るとともに、関連の資料を収集した。個別の事例研究としては、産業観光における博物館の役割という観点から佐渡鉱山と石見銀山を比較し、産業観光を発展させる上で現在の佐渡が抱える問題点を明らかにするとともに、佐渡における産業観光の活性化策を提案した。