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2008 年度 実績報告書

民俗・民具を活用した博物館における回想法・回想ワークの研究

研究課題

研究課題/領域番号 20605006
研究機関熊本大学

研究代表者

岩崎 竹彦  熊本大学, 五高記念館, 准教授 (80300408)

キーワード民俗学 / 民具学 / 博物館 / 社会福祉 / 回想法
研究概要

具体的内容
1、回想法に取り組んでいる博物館及び博物館と連携して回想法を実施している高齢者福祉施設並びにこれから事業展開を予定している博物館等において聞き取り調査を行った。
2、展覧会を開催し、開催にともない「思い出シート」を作成した。
3、くわえて本研究の概要を示すポスターパネルを作成した。
意義・重要性等
1、博物館における回想法事業の現状を把握し、分析することで事業の実施・継続に当たっての問題点が明らかとなる。回想データを集積・分析することで回想を引き出しやすい民具とそうでない民具とが明らかとなる。地域博物館の収蔵庫に蓄積されている膨大な民具を博物館資料と回想法資料とに分類し、回想法資料を高齢者福祉施設等に提供することで、死蔵状態にある民具の利活用が可能となる。収蔵庫内に空きスペースが生まれ、新たな資料の収蔵が可能となる。
2、思い出の中にはさまざよな道具があらわれる、それを普遍化することで、新しい博物館資料すなわち高度成長期以降の博物館資料の基準を示すことが可能となる。また、次世代の回想法資料の基礎データとなる。
3、本研究の広報に活用することができる。
現在、収集データの分析を行っており、平成21年度刊行予定の報告書で報告する。

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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