研究課題
基盤研究(C)
インフルエンザ脳症を誘発する解熱剤(ジクロフェナク)の作用機序を明らかにするため、脳浮腫の原因として重要な血管内皮細胞間タイトジャンクション(TJ)障害に与える影響を検証した。その結果、インフルエンザウイルスに感染した血管内皮細胞内では、ウイルスによるZO1等の裏打ち蛋白質の局在変化とその分解促進によるTJの崩壊が誘導されている事、一方、ジクロフェナクは、これとは別に、裏打ち蛋白質の合成そのものを阻害することで、インフルエンザ感染による血管内皮細胞間タイトジャンクション障害を促進している事が明らかとなった。
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