研究課題
基盤研究(C)
静電型イオン貯蔵リングを用いて生体分子イオンと電子、光子の相互作用を研究した。DNA陽イオンやS. S結合(Sは硫黄)をもつペプチド陽イオンと電子の衝突では、それぞれ4.5 eVおよび6 eV付近に電子捕獲解離による強い共鳴が観測された。また、緑色蛍光蛋白質発色団の負イオンにレーザー光を照射し光吸収解離過程を観測した。光によって励起されたイオンの寿命はイオンの貯蔵時間に依存する。これは入射されたイオンの緩和過程によるものである。
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