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2010 年度 実績報告書

仮想事例とSNSによる保健医療福祉連携教育演習システムの構築と有用性の検証

研究課題

研究課題/領域番号 20650087
研究機関新潟医療福祉大学

研究代表者

真柄 彰  新潟医療福祉大学, 医療技術学部, 教授 (70410256)

研究分担者 高橋 榮明  新潟医療福祉大学, 医療経営管理学部, 教授 (50018397)
キーワード連携教育支援システム / 仮想事例 / SNS / モデュール / データベース / Nota / 用語集 / 大学間連携
研究概要

多数の学生と教員が同時に作業できるよう,仮想事例のモデュールをデータベースとして構築する作業を継続する。全学生と全ファシリテータ教員が同時に一堂に会するのは困難なのでネットワークシステムを構築している。これを実際に使った演習を9月に実施する計画である。TV会議システムも実際に使用した。昨年度は対象者を模擬的に再現できる事例(モデュール)を用意してコンピュータ上に再現できるシステムの構築がさらに進展した。ファイルは音声付きのフラッシュ形式に統一した。今年度もさらに現実の患者さんの体験をもとに医療.福祉的評価に基づき仮想的な事例を増やした。学生や教員がアクセスできるようにIDとパスワードによって学内外に公開中のサーバーに移動し、みながアクセス方法に慣れるようにした。現在も10名以上の連携研究者が、対象とする疾患や症例を更新しており、公開した事例は約20例になった。また用語集を加えて学内に対してのみ公開した。現在各事例に対する指導教員用マニュアルを作製するよう作業中である。
学生のグループに事例を示し、事例の問題点の抽出と介入計画を立案させ、互いに発表させる。そのモデュールはコンピュータに蓄積し学外からも参照できるようにし、学生・教員が閲覧できるよう仮想事例データベースとしての完成に向けて作業中である。今年度も6月に連携教育ファシリテータ教員養成講座をおこなう。また今年度も9月に県内多大学に呼びかけて合同で連携教育セミナーとして当大学を主会場として、インターネット及び学内LANによる仮想事例データベースを使用しながら学部4年生を対象の中心にして連携総合ゼミをおこない、仮想事例を使用しながら連携協働の演習を行う。最初はSNSによる討論を予定していたが、"Nota"というウェブ上の書き込みシステムの方が学生が容易に取り組めるのでこちらを使用することとして、その使用練習を指導予定教員がおこなっている。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2011 2010 その他

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 保健医療福祉連携教育から見たICFの利用状況2011

    • 著者名/発表者名
      真柄彰
    • 雑誌名

      厚生の指標

      巻: 58 ページ: 32-35

  • [雑誌論文] 臨地実習施設におけるInterprofessional Workの現状と課題2010

    • 著者名/発表者名
      松井由美子, 真柄彰, 高橋榮明, 他
    • 雑誌名

      保健医療福祉連携

      巻: 3 ページ: 2-9

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 多職種連携協働を目指す学生のための連携教育の実際2010

    • 著者名/発表者名
      金谷光子, 真柄彰, 高橋榮明, 他
    • 雑誌名

      保健医療福祉連携

      巻: 3 ページ: 10-19

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 連携をコーディネートするキーパーソンの教育と育成2010

    • 著者名/発表者名
      真柄彰
    • 雑誌名

      リハビリテーション連携科学

      巻: 11 ページ: 91-92

  • [学会発表] 専門職間連携教育用モジュール開発の試み2010

    • 著者名/発表者名
      押木利英子、真柄彰、高橋榮明, 他
    • 学会等名
      日本保健医療福祉連携教育学会
    • 発表場所
      札幌
    • 年月日
      2010-08-11
  • [備考] 現在は一般公開ではないためIDとパスワードが無いと閲覧出来ない

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公開日: 2012-07-19  

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