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2008 年度 実績報告書

女性科学者育成のためのメンターマインドを養成するワークショップ・プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 20650131
研究種目

萌芽研究

研究機関神戸大学

研究代表者

朴木 佳緒留  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (60106010)

研究分担者 伊藤 篤  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (20223133)
松岡 広路  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (10283847)
近江戸 伸子  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授 (30343263)
相川 康子  神戸大学, 経済経営研究所, 准教授 (00467672)
キーワードワークショップ / メンター相談
研究概要

科学者を目指す女子大学院生、若手女性科学者の育成、指導に資するメンターマインドとは何かを明らかにするため、二つの調査研究を実施した。一つ目は、すでにメンター相談を実施している、または実施予定の大学・機関を対象としたヒアリング調査である。二つ目は、メンターマインドを明らかにする量的調査を設計するための質問項目抽出を目的としたワークショップである。メンター相談の実施機関調査では、コーディネーター機能の重要性、メンター相談の必要性を周知すること自体が1課題であること、メンター相談の円滑な実施に関わって当該機関の規模が影響を及ぼすこと等が明らかになった。ワークショップは、(1)科学者を目指す女子大学院生、若手女性科学者(メンティ)を対象とした、メンターに求める内容を抽出するワークショップ、(2)メンター相談の経験をもっているメンターを対象とした、メンターに必要な資質を抽出するためのワークショップ、(3)上記二つのワークショップのすり合わせを行うワークショップ、の計3回、実施した。(1)のワークショップでは、メンターがもつべき資質ないしはメンター相談に望む要素として、カウンセリングマインド、ジェンダー視点、豊富な学問的、生活的な経験、具体例の提示、メンティが気付かない視点の提示などが挙げられた。(2)のワークショップでは、カウンセリングマインド、高い学識と生活経験、問題解決のための糸口や方法の提示、専門家のカウンセラーとの提携・協力が挙げられた。(3)のワークショップでは、メンティの要望とメンターの思いをすり合わせて整理し、量的調査の項目を抽出した。以上で抽出された項目を基に、アンケート調査(量的調査)票を作成し、予備調査を実施し、調査設計を行った。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 女性のキャリア形成と男女共同参画2008

    • 著者名/発表者名
      朴木 佳緒留
    • 学会等名
      国立女性教育会館 平成20年度男女共同参画のための研究と実践の交流フォーラム
    • 発表場所
      国立女性教育会館
    • 年月日
      2008-08-30

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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