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2010 年度 実績報告書

女性科学者育成のためのメンターマインドを養成するワークショップ・プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 20650131
研究機関神戸大学

研究代表者

朴木 佳緒留  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (60106010)

研究分担者 伊藤 篤  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (20223133)
松岡 広路  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (10283847)
近江戸 伸子  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (30343263)
相川 康子  神戸大学, 経済経営研究所, 准教授 (00467672)
キーワード女性科学者 / メンター / ワークショップ
研究概要

平成20年度、21年度に実施した「気づきのワークショップ」の結果を受けて、プログラム修正のためのアンケート調査を実施した。メンター制度を導入している機関とメンターの経験をもつ教員等を対象に各々調査した。メンター制度を設置している機関の数自体が少数のため、機関としてのまとまった経験を一般化するには無理があるが、概して、メンターになるための心得ともいうべき事柄を研修していることが分かった。メンター経験者からのアンケートでは、具体的な「相談」のやりとりに若干の不安が感じられていることが分かった。これらの結果を受けて、ワークショップでは、人間の関係性に気づくためのロールプレイを複数取り入れる改善を行った。また、ワークショップの内容に入る前に、リラックスするためのゲームを取り入れることとした。
一般には、科学者育成の場にいる人々は「講演型」のプログラムには親密であるが、「参加型」のプログラムには慣れていないため、リラックス・プログラムが必要と考えられる。また、メンターとメンティの関係性を深めつつ、しかし、癒着しないためには、人間の関係性についての理解及びメンター制度を設置する機関の管理体制が独立的であることも必要であるとした。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 神戸大学の女性研究者支援-『神戸スタイル』によるシステム改革-2010

    • 著者名/発表者名
      朴木佳緒留
    • 雑誌名

      ビオフィリアBiophilia

      巻: Vo1.6No.1 ページ: 71-74

  • [図書] 暮らしをつくりかえる生活経営力2010

    • 著者名/発表者名
      朴木佳緒留, 他23名
    • 総ページ数
      169
    • 出版者
      朝倉書店

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公開日: 2012-07-19  

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