研究課題/領域番号 |
20650137
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研究機関 | 日本文理大学 |
研究代表者 |
杉浦 嘉雄 日本文理大学, 工学部, 教授 (00299679)
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研究分担者 |
山本 義史 日本文理大学, 工学部, 教授 (60230596)
蘇 雲山 日本文理大学, 客員教授 (60412798)
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キーワード | 科学教育 / 環境教育 / 生態教育 / 愛鳥教育 / トキ教育 / 教育効果 / 国際情報交換 / 日本:中国 |
研究概要 |
本研究『日本と中国におけるトキを主題とした環境教育の実践とその教育効果』において、平成21年度に得ることができた諸成果を項目別に整理して、次の1~5に示す。 1.平成20年度までの研究成果を、研究代表者等の共著で、日本比較文化学会誌「比較文化研究」に、「日中におけるトキ〔Nipponia nippon〕を主題とした環境教育の概要とその教育効果に関する比較研究」として掲載した。 2.平成19年度から本格的に開始した「トキ教育」に関する教材開発及び教育プログラムを、学校教育で継続的に実践しながら開発した。(「トキ教育モデル校【大分県竹田市立岡本小学校】」及び地元のNPO【(財)造園修景協会大分県支部・九重ふるさと自然学校】等との連携で実施した) 3.2の「トキ教育モデル校」の上記成果(平成19年~21年度)を連携・協働して整理し、(1)環境省主催「全国野生生物保護実績発表大会」、(2)(財)日本生態系協会主催「全国学校ビオトープコンクール」に応募した。その結果、各大会とも全国ベスト10に選ばれ、(1)の大会で「(財)日本鳥類保護連盟会長褒状」、(2)の大会では「金賞」を受賞した。 4.上記「トキ教育モデル校」の校区である竹田市岡本地区を研究フィールドとして、岡本小学校の自然観察プログラムから日本文理大学の卒業研究までの、「トキ教育」に関連した「環境調査」及び「環境保全」における方法論の開発を継続的に実践した。 5.4の日本文理大学の研究成果をまとめて、NPO法人おおいた水フォーラム(大分大学が事務局)主催「学生フォーラム(大分県内の4大学と大分高専の5校が連携して実施)」で、日本文理大学の代表発表者として杉浦研究室の卒業生が発表した。
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