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2008 年度 実績報告書

eラーニング連携型SNSの開発とそれを用いた家庭学習支援地域コミュニティの形成

研究課題

研究課題/領域番号 20650148
研究種目

萌芽研究

研究機関同志社女子大学

研究代表者

余田 義彦  同志社女子大学, 学芸学部, 教授 (20191653)

研究分担者 山野井 一夫  筑波学院大学, 情報コミュニケーション学部, 准教授 (70230521)
キーワード情報システム / eラーニング / SNS
研究概要

家庭学習を支援する地域コミュニティ(実践共同体)のあり方について、協力の得やすさ、効果、効率、個人情報保護、安全などの面から検討を重ね、実行可能性の高いモデルを探った。その結果、当初の計画で想定していたような不特定多数の住民参加を織り込んだ開放的なモデルは課題が多いことが明らかになった。そこで、学校のクラスをコミュニティの基本単位とすることにして、学習者集団である児童に、支援者集団である担任と保護者を加えたモデルを考えて行くことにした。そして、コミュニティ内での情報の流れや交流・支援のあり方を、児童:児童、児童:教師、児童:その児童の保護者、児童:他の児童の保護者、教師:保護者、保護者:保護者などの場合にわけて分析・整理した。
以上の検討を踏まえて、eラーニング連携型SNSシステムの仕様設計とプロトタイピングを行った。本プロトタイプは、オープンソースのOpenPNE Usagiをベースとしており、通常のSNSに加えて以下の機能を備えている。
(1)eラーニング連携、(2)モニタリング/フィルタリング、(3)学習ポイント加算
先で述べたように、同じコミュニティのメンバーであっても児童、教員、保護者など立場の違いによって上述のように情報の流れや交流・支援のあり方を変えていく必要がある。このような機能を既存のSNSシステムは備えていないため、それをシステムにどのように取り込み実装していくかを課題として、現在、プロトタイプの改良を行っている。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] パソコン利用管理システム2008

    • 著者名/発表者名
      山野井一夫
    • 雑誌名

      筑波学院大学紀要 3

      ページ: 135-139

  • [学会発表] PISA型読解力育成を目的とした新聞・ポスター共同編集学習システムの開発2008

    • 著者名/発表者名
      余田義彦, 西尾康宏, 伊藤誠英
    • 学会等名
      日本科学教育学会第32回年会
    • 発表場所
      岡山市・岡山理科大学
    • 年月日
      2008-08-23

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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