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2009 年度 実績報告書

中東におけるシリア語文献とシリア語使用環境としての東方キリスト教会の調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 20652006
研究機関奈良産業大学

研究代表者

川本 正知  奈良産業大学, ビジネス学部, 教授 (30192553)

研究分担者 春田 晴朗  東海大学, 文学部, 教授 (90266354)
キーワード東方キリスト教会 / アッシューリー / シリア文字 / 現代アラム語 / ネストリオス派キリスト教 / イラン・イスラム共和国のキリスト教 / テヘランのアッシューリー教会 / ウルミイェのアッシューリー教会
研究概要

当研究課題は、中東地域に存在するシリア語文献の調査とシリア語が使用されてきた環境としての東方キリスト教会の調査研究を行うことである。
平成21年度は、おもにイランにおいてアッシューリー(アッシリア人)と呼ばれているネストリオス派キリスト教徒の調査を行った。彼らは、シリア文字で表記されたアッシューリーとよばれる現代アラム語を使用していることでも知られている。日本においては、今日まで中東における彼らのコミュニティーの調査が行われたことはなかった。
平成22年2月~3月に研究代表者川本によってテヘランとウルミイェにおいて調査が行われた。テヘランのアッシューリー教会の所在を尋ね、市内の3つの教会を探し出すことができた。教会に集まっていた信徒へのインタビューによってテヘラン市内のアッシューリー・コミュニティーの所在とそのあり方を調査した。ある教会ではシリア文字で書かれたアッシリア語の新訳聖書を見ることができた。次に、トルコ国境に近いウルミイェ市内および周辺の12の教会を訪ねた。ここでも教会周辺のキリスト教徒にインタビューを行い、彼らの市内および周辺の村落のコミュニティーのあり方を調査した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] モンゴル帝国における戦争-遊牧民の部族・軍隊・国家とその定住民支配-2010

    • 著者名/発表者名
      川本正知
    • 雑誌名

      アジア・アフリカ言語文化研究

      巻: 80(未定)

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 中央アジアにおける聖者崇拝の実態2010

    • 著者名/発表者名
      川本正知
    • 雑誌名

      朝倉世界地理講座5 中央アジア

      巻: (未定)

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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