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2010 年度 実績報告書

RIS内の組織関係者の起業家カルチャーへの理解度とRISのイノベーション力の研究

研究課題

研究課題/領域番号 20653023
研究機関立命館大学

研究代表者

黒木 正樹  立命館大学, 経営学部, 教授 (10319486)

研究分担者 石田 修一  立命館大学, テクノロジー・マネジメント研究科, 教授 (00326539)
井本 亨  長岡大学, 経済経営学部, 専任講師 (00469090)
キーワードアントレプレナー / アントレプレナーシップ / アントレプレナーシップカルチャー / イノベーション・システム / リージョナル・イノベーション・システム / 起業家 / ベンチャー企業
研究概要

研究計画3年目には、研究チームとしてそれぞれの中間調査結果を各自が所属する学会やシンポジュームで公表を試みた。研究2年目と同様に直接の情報収集により3か所のRISの特徴の抽出を試みた。訪問をした北米の3ヶ所のRISでは、大学発ベンチャー企業創出とイノベーション創出のためのスキームについて聞き取り調査をし、関係者とEntrepreneurship Cultureとは何をさすかEntrepreneurship Cultureをどのように定義し、形成していくかに関して議論を深めた。また調査訪問した大学を中心とするシステムでは、それぞれがイノベーション活動、ベンチャー企業育成活動の促進のための諸施策の実施(オン・キャンパスインキュベータ設置、ベンチャーコンテスト等の開催、単位取得を目的とした授業、単位取得を目的としない勉強会)、つまり「キャンパスを取り巻くイノベーション活動、ベンチャー育成関係者」や大学内のベンチャー育成やイノベーションに携わることのない人達の間でのRisk Takerへの尊敬の念が見受けられるかどうかを議論した。また、調査したそれぞれのRISは20年近い活動と歴史を積み上げ、一応にEntrepreneurship Cultureの存在と意義を、そしてその形成の難しさを示唆した。と同時に、カルチャーの存在を計測する方法の確定において難しさに直面し、今改めて、人類学や文化論関係の先行研究のリビューを再検証し直している。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2011 2010

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 人材とともに外部技術を獲得し活用する商品開発プロセスの研究2011

    • 著者名/発表者名
      田平由弘、石田修一
    • 雑誌名

      日本経営システム学会誌

      巻: 27-2 ページ: 37-45

    • 査読あり
  • [雑誌論文] Consideration of the Factors of New Venture Failures -Incubation Managers'Perspectives-2011

    • 著者名/発表者名
      井本亨、黒木正樹
    • 雑誌名

      Building Sustainable Communities of Growth and Development(DePaul University)

      巻: 1 ページ: 40-55

  • [学会発表] University Portfolio of Industrial Connections in a regional context : A functional cross-institutional approach innovative process : New insights from Japan2010

    • 著者名/発表者名
      オテエノ・フランシス(黒木正樹)
    • 学会等名
      Triple Helix International conferenceon University, Industry and Government linkages
    • 発表場所
      マドリッド(スペイン)
    • 年月日
      2010-10-07

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公開日: 2012-07-19  

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