研究課題
スミス・パーセル放射装置性能を向上するために、ブラッグ反射機構付きグレーティング放射装置を提案し、そのParticle-in-cellシミュレーションコードを開発した。それを利用してブラッグ反射機構の反射率を確定した。発振電流とブラッグ反射グレーティングの周期長さや周期数などとの依存性を解明すると、ブラッグ反射機構の効果を明らかにすることができる。それから、スミス・パーセル自発放射から超放射への移行の物理本質を解明した。超放射発生過程、放射強度とビーム電流の関係、出力とブラッグ反射機構の反射率などを調べている。超放射の放射角とそれの放射強度分布を調査した、理論解析と比べ、放射方向に関する問題を解明した。超放射は横方向に放出される性質を持つから、超放射周波数と放射強度分布など様々な横方向に対して物理本質を探究している。放射周波数と輻射角に応じて、適切な電子ビームパラメーターとブラッグ反射機構のパラメーターを調査し、効率の高い放射装置を探している。スミス・パーセル実験専用の電子ビーム発生装置を製作して設置した。今、電流発生実験を進めている。これを整備してからスミス・パーセル実験を実施する。
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Infrared Physics and Technology 53
ページ: 204-207
Proceedings of FEL2009, Liverpool, UK
ページ: 398-401
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