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2009 年度 実績報告書

神経回路ダイナミクス同定学習のための高次元スパイキングニューロン回路

研究課題

研究課題/領域番号 20656063
研究機関長岡技術科学大学

研究代表者

坪根 正  長岡技術科学大学, 工学部, 准教授 (50334694)

キーワードニューロン / 同定学習 / 発振器 / スパイク
研究概要

本課題研究では,スパイク信号を介して生体の神経細胞と人工のニューロン回路が相互通信を行い,高度な情報処理を行うシステムの開発を目指し,生体から得られるスパイク信号を模倣可能なスパイキングニューロン回路の実現と,神経ダイナミクスのオンチップ同定学習システムの構築をことを目的としている.特に,生体の複雑な信号に対応するために,高次元スパイキングニューロン回路の研究を進めている.将来的には,生体の神経細胞が呈するスパイク信号を模倣する人工ニューロン回路が,生体との相互通信を行う.本研究で開発する高次元スパイキングニューロン回路は,生体から取り出されるスパイク信号のみによって学習され,自動的に神経細胞のダイナミクス同定を行うことを目指している.
これに対して本年度は,前年度に解析を行ったスパイキングニューロンへの学習機構の実証のために,教師信号としての生体信号を近赤外分光法またおよびアクティブ脳波計によって計測し,本手法による学習の可能性を明らかにした.

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2009

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] BCIにおける事象関連電位を応用した強化学習の可能性の検討2009

    • 著者名/発表者名
      山岸佑也, 坪根正, 和田安弘
    • 雑誌名

      電気学会論文誌C 129, 8

      ページ: 1601-1608

    • 査読あり
  • [学会発表] Synthesis and Analysis of a Pulse-Coupled Spiking Oscillator with Simple Structure2009

    • 著者名/発表者名
      Tadashi Tsubone, Yasuhiro Wada,
    • 学会等名
      the 2009 International Symposium on Nonlinear Theory and its Applications
    • 発表場所
      札幌,日本
    • 年月日
      2009-10-19
  • [学会発表] Estimation of the direction of arm force by using NIRS signals2009

    • 著者名/発表者名
      Takanobu Sato, Tadashi Tsubone, Yasuhiro Wada
    • 学会等名
      the 31th Annual International Conference of the IEEE Engineering in Medicine and Biology Society
    • 発表場所
      ミネアポリス,アメリカ
    • 年月日
      2009-09-04

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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