大学・病院の各部署でばらばらに管理されていたシミュレータを前年度より調査、シミュレーションラボとして一箇所で横断的・集中的に学生、看護師、医師が学習する管理運営ができるようになった。これにより医療人育成センターや兵庫医療大学と連携し、卒前卒後や学部を超えた横断的な教育システムの基礎ができた。またこのことにより、他大学ではあまり行われていない手洗い手技のOSCEを取りいれることができた。 卒後の研修終了OSCE(仮称)やAdvanced OSCEでの使用に耐えうるシナリオつくりの開始に着手、現在進行中である。具体的にはBad News tellingや、検査を嫌がる患者の説得、禁煙指導の医療面接シナリオ、気管挿管や印フュージョンポンプのセッティングの実技など。
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