研究課題/領域番号 |
20659090
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研究種目 |
萌芽研究
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
登 勉 三重大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (60106995)
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研究分担者 |
奥田 真弘 三重大学, 医学部附属病院, 教授 (70252426)
熊本 忠史 三重大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (50362348)
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キーワード | 血清ホモシステイン / 代謝拮抗性抗癌剤 / Methotrexate / ロイコボリン / 血清葉酸 |
研究概要 |
癌化学療法における代謝拮抗性抗癌剤の重要性については異論のないところである。また、代謝拮抗性抗癌剤Methotrexate(MTX)は関節リウマチの治療薬としても使用されており、少量投与の場合も含めて副作用軽減の目的で使用されるロイコボリンの投与量や投与スケジュールの決定の為の指標が求められる。本研究では、血清ホモシステインが指標になるかどうかの検証を目的とする。本年度は、血清ホモシステイン測定法の検討を行った。既に測定キットが入手可能であるが、汎用機を用いた測定での条件や干渉物質の影響について検討した。 結果:測定キットを用いた検討では、干渉物質の存在に影響されず、特にロイコボリン存在下でも測定可能であることを確認した。 次年度には、MTX治療時の血清ホモシステイン測定とともに葉酸測定のシステムを完成させる。さらに、ロイコボリン投与量と投与スケジュールを決定するために必要なパラメーターについても検討する。
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