• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2008 年度 実績報告書

知的障がい児の性に関する教育指針の開発と支援体制の構築

研究課題

研究課題/領域番号 20659354
研究種目

萌芽研究

研究機関山形県立保健医療大学

研究代表者

遠藤 恵子  山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (00310178)

研究分担者 井上 京子  山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 講師 (70299791)
菊地 圭子  山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 助教 (00444927)
柴田 治子  山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 助教 (20514227)
キーワード性教育 / 知的障がい児 / 看護学
研究概要

知的障がい児の多くは、思春期に身体的性機能が成熟するが、精神発達、知的発達、社会的発達が未熟なため、性に関する健康に問題を生じやすい。この問題が知的障がい児の自立を阻害する要因の一つとなっている。知的障がい児の自立を阻害する性に関する問題を明らかにし、関係機関や社会の理解を促し、知的障がい児の自立を促進する必要がある。本研究の目的は、知的障がい児の性に関する教育指針の開発と支援体制の構築である。
20年度、知的障がい児の性的健康支援の実態と課題を明確にするため、特別支援学校に通う6〜15歳の知的障がい児の保護者と、特別支援学校の教員を対象に質問紙調査を実施した。特別支援学校(小学部・中学部・高等部)9校に調査協力を依頼し、6校の協力を得た。知的障がい児の保護者238人と、特別支援学校の教員188人に、学校を通して保護者と教員に配布し、回収は各自から郵送とした。保護者に対する調査内容は、親からみた子供の性に関する問題の実態とそれに対する意識、家庭内で実施している性教育、学校に求める性教育の内容とした。教員に対する調査内容は、教員からみた子供の性に関する問題の実態とそれに対する意識、学校で実施している性教育の実態と課題とした。保護者111人、教員88人から回収した。また、研究代表者・分担者会議を5回開催、研究代表者・分担者と特別支援学校の教員との連絡会議を6回開催し、質問紙調査に関する調査方法と調査内容の検討および、支援体制構築に向けた準備を行った。さらに、現在市販されている知的障がい児に向けた性教育の教材収集し、具体的教育方法の検討を開始した。

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi