今後の研究の推進方策 |
最終年度にあたるため、(1)初代星形成シミュレーションを多くのサンプルについて行うこと、(2)早期銀河の大域的分布と光度関数を理論的に明らかにすること、(3)遠方超新星の光度曲線モデルを構築し、大規模サーベイによる検出方法を検討すること、の3項目について重点的に研究をすすめたい。上記(1)には、低金属量かつ低質量星の形成の研究も含まれる。研究計画に大きな変更はないが、稼働を開始した観測装置あるいは次世代の観測装置(ALMA,TMT,すばる望遠鏡新型カメラ)の性能などがかたまりつつあるので、より具体的な観測提案を念頭においた理論研究をすすめる。
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