研究課題
1)八甲田のCO2噴出地の高CO2域と低CO2域においてCO2濃度測定、植生調査、土壌分析を行った。直径約26mのガス穴A(高CO2域)と直径約18mのガス穴B(通常CO2)にて2mおきにラインを引き、グリッドを作った。各グリッド内にて代表的な7種の出現と頻度を記録した。高CO2域で相対的に被度が多い種としてミノボロスゲがいることを明らかにした。また、高CO2域で土壌水分量が高いことを見出した。これらの結果から、植生に対してCO2濃度が有意な影響をもつことが明らかとなった。2)高CO2域にて採取したオオバコ種子と低CO2域にて採取したオオバコ種子の競争実験を行った。22年度は最初の育成と種子の回収を行った。高CO2域由来の個体が高CO2で相対的に多くの種子を生産している結果を得た。
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