研究課題
若手研究(A)
運動・行動に異常のあるゼブラフィッシュ変異体を単離・解析し、8系統の変異体について責任遺伝子を同定し、運動異常のメカニズムを解明した。変異体310はその一例で、GPIアンカータンパクの合成酵素であるPIG-Uに変異があり、GPIアンカータンパクを正常に合成できず、電位依存性ナトリウムチャネルの膜表出に異常があり、活動電位を発生できないことが分かった。その結果、ゼブラフィッシュは一次感覚ニューロンが機能しないため、逃避運動をできないことが理解された。該当遺伝子はヒトの運動障害の責任部位の近傍にあり、ヒト疾患の新しい候補遺伝子として解析を続けている。
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