2010 年度研究成果報告書

多孔性シートとレーザーピンセットを用いた人工生体組織の構築

研究課題

研究課題/領域番号	20680024
研究種目	若手研究(A)
配分区分	補助金
研究分野	医用生体工学・生体材料学
研究機関	北海道大学
研究代表者	角南寛北海道大学, 大学院・先端生命科学研究院, 研究員 (50374723)
研究期間 (年度)	2008 – 2010
キーワード	人工臓器工学 / 再生医工学
研究概要	組織サイズの細胞集団を設計するために、細胞集団を形成することに起因する細胞内シグナル伝達および脂肪滴の蓄積を調べた。細胞をそれぞれパターン基材上に2-8個の細胞集団を形成するように播種した。低分子量Gタンパク質の活性化を調べた結果、細胞どうしの接合部位でこれら低分子量Gタンパク質が強く活性化していることが分かった。更に、単一の細胞集団内で比較した場合、より多くの細胞と接合した細胞ほど脂肪滴の蓄積量が増すことが分かった。

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