『新編会津風土記』に記載された村などのデータをポイントデータとしてシェープファイルを作成する作業を、2011年3月に実施予定であったが、3月11日に発生した東日本大震災によって停電・節電等のリスクが生じたため、作業の実施ペースをゆるめ、4月中旬までに完了させることとし、経費の一部繰り越しを申請し、認められた。 結果として、新潟においては計画停電は実施されなかったものの、電力および電圧の安定が重視されるデータベース作成作業においては念慮すべきリスクであったと考えている。 平成23年度の『新編会津風土記』を中核とした歴史GISの公開に向けては、停電や変圧によるデータの消失などのリスクに備えるためにUPS(無停電電源装置)をサーバーに備えることが必要であるとの認識に至った。
|