研究課題
若手研究(A)
慢性の抑うつでは,抑うつ認知に没入するあまり他者に配慮する余裕を失わせて人間関係を悪化させ,そのことが再び抑うつ認知を増強するという心理-社会過程を伴うことが多い。認知行動療法は認知と行動の最適化を目指すが,抑うつ認知への没頭を軽減する治療関係における安心感の効果を活用した来談者中心療法の方法および人間観との組み合わせが望ましいことが研究代表者が若手研究(B)の助成で行った研究で示唆された。そこで,この新しい心理療法的アプローチに関する基礎的な研究を行う。
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心理相談研究(神奈川大学) 2
心理相談研究(神奈川大学心理相談センター) 1
ページ: 12-24
人文研究(神奈川大学人文学研究所) 170
ページ: 23-42