| 研究概要 |
「ニアネットシェイプ化に関する研究」ニアネットシェイプ化した加工方法を開発し、寸法精度±10μmの構造部品を作製することを目的とした。
(1)ニアネットシェイプ化における粉末の変形挙動の解析:ニアネットシェイプ化するために、固化成形プロセスにおける金属粉末(Ti粉末等)の動的な変形挙動解析(FEM解析:CATIA,DEFORMを使用)を行い、製造プロセスの最適化を検討した。FEM解析には、ツールの形状、金型形状、ツールの回転数などの諸条件を入力し、その製造プロセスのシミュレーションを行った。
(2)ニアネットシェイプ用製造装置の開発:任意形状に成形するニアネットシェイプ化できる製造技術を開発するためにツール形状等を検討した。
(3)常温圧縮回転せん断法による成形体の製造:FEM解析によって得られた製造プロセス最適化データによって製造されたインプラント製造装置を用いて、ツールの回転速度および荷重等の加工条件を変化させ試料を作製した。
(4)寸法精度評価:成形したインプラントの寸法制度を評価する。寸法精度評価の測定には、デジタルマイクロスコープ(解析ソフト一式)を用いた3次元形状測定・評価を行った。
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