研究概要 |
本研究においては,メゾスコピック界面熱流体力学の展開として,下記4点を研究計画の中心として活動を行ってきた.すなわち、 (1)移動・変形を伴う固液気3相巨視的境界線(マクロ的コンタクトライン:以下M-CL)前方に存在する先行薄膜領域の高精度検出 (2)M-CL近傍における含有微粒子挙動の3次元挙動の理解 (3)固体面性状・面上物質が与えるM-CL移動・先行薄膜発達への影響の把握 (4)M-CLおよび先行薄膜領域,それら内部における粒子運動制御の実現 である.これらのトピックに関し,実験および数値計算により研究を進めてきた.
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